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最近は何でもMarkdownで書くようになりましたが、時々PDFに出力したい時があります。

しかし、WindowsでMarkdown形式のファイルをPDF出力するアプリは多くありません。
有名所だと、MarkdownPad等がありますが、PDFエクスポートは有料版のみの機能です。

無償のものでWindows向けにPDFエクスポートができるものが無いか探してみたところ、Markdown Editというオープンソースのものがありましたので、紹介したいと思います。

markdownedit.png

特徴

多くのMarkdownエディターが持っている機能を持っています。

  • PDFやHTMLへのエクスポート
  • .html.docx(Microsoft Word)のMarkdown形式への自動変換
  • シンタックスハイライトなエディタ
  • ライブプレビュー
  • フォントやカラー、テーマのカスタム可能(スタイルシートでカスタム可能)
  • Github FlavorなMarkdown形式が利用可能
    など

その他の特徴の全体については、公式サイトで詳しく説明されています。
Features – Markdown Edit

試してみた

Markdown Editの特徴的な機能を試してみました。

.docxファイルのMarkdown形式への自動変換

以下の様な単純なWordファイルの場合は問題なく変換できました。

sampledocx01.png

上記のWordファイルをドラッグ&ドロップすると、こんな感じに自動変換できました。
sampledocx02.png

しかし、画像が入っていたり、スタイルを変更したりしていると、下記のようなpandocのエラーが出て変換できませんでした。

pandoc.exe prelude.maximum empty list

htmlファイルのMarkdown形式への自動変換

単純なhtmlファイルは、docxファイルのように自動変換できましたが、こちらも画像ファイルなどが読み込めませんでした。
(画像ファイルのパスが絶対パスになっている場合は変換できました。)

また、htmlファイルがUTF-8以外の場合は、下記のようなエラーになりました。

pandoc.exe: Cannot decode byte '\x83': Data.Text.Internal.Encoding.Fusion.streamUtf8: Invalid UTF-8 stream

これはPandocの仕様で、UTF-8を入力・出力のデフォルトエンコーディングとしている為です。
その為、変換するときは、事前にUTF-8に変換するようにします。
Pandoc ユーザーズガイド 日本語版

PDFエクスポート

本題のPDFエクスポートは、ファイルの保存時に「ファイルの種類」を指定することでエクスポート可能です。
export.png

Pandocの存在

既にお分かりの通り、Markdown Editは、Pandocを内部で使っており、これにより各種変換を行っています。

その為、ファイル変換に失敗するときは、Pandocが原因になっていることが多いと思われるので、Pandoc実行時のオプションなどを修正するとうまくいく場合がありそうです。(今回はあまり深追いはしませんが。。)

要件

インストール

公式サイトからインストーラーをダウンロードしてインストールするだけです。
Markdown Edit公式サイト:http://markdownedit.com/

Windows7 64bitの不具合

Win7 64bitのみメニューバーのアイコンが表示できないバグがあるようです。

表示できない場合
menu_win7_64_ng.jpg

正常な表示の場合
menu_win7_64_ok.jpg

対策

既にissueとして上がっていて対策も出ているようです。
Toolbar: Some icons not shown #14

issueに書かれている通り、下記リンクからWindows8.1のフォントをインストールすると、私の環境では正常にアイコンが表示できるようになりました。
http://media.askvg.com/downloads/2013/01/Install-Segoe-UI-Symbol-Font-in-Windows-8.zip

操作感

Windows7のIntel core5、SSDのノートPCで使ってみたところ、やや遅いかなという感じがしますが、使えないというレベルではないように感じました。

感想

Markdownエディタはこの他にも非常にたくさんありますが、他のMarkdownエディタに比べても遜色ない感じがしました。

MacならKobito1が使いやすいのかなと思いますが、Windows環境ではいいエディタが少ないように思います。
その中でも、Markdown Editは、ある程度カスタムできて機能も豊富なので、個人的にはオススメなエディタだと思いました。


  1. Kobito for windowsもありますが、Windows版ではエクスポートなどができるkobito-cliが使えません。 
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